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◆ 「蛍火の杜へ」アフレコレポート ◆

5月某日、都内にてアニメ映画「蛍火の杜へ」のアフレコが行われました。

緑川先生のファンで、原作コミックスも所有していたという蛍役の佐倉綾音さんは、「オーディションを受けられるだけでも幸せだと思っていたのに、まさか役をいただけるなんて、すごく嬉しかったです。」とコメント。
一方、オーディション時に原作を読んだというギン役の内山昂輝さんは、「ギンという役は、人の形をしているんだけど人ではなく、かといって妖怪でもない、その狭間にいるどちらでもない特殊な役で、異質」な感じをどうやって出そうかと悩んだ。」とのこと。

そんなお二人は「プレスコ」(声だけを先に取り、絵を作っていく手法)を経て、本作の収録に臨むのは二度目。
収録中は真剣そのもの。スタジオは”山神の森”さながらの凛とした空気に包まれていました。
内山さんは飄々としたギンが、蛍に出会って徐々に気持ちが揺らいでいくさまを繊細に演じ、佐倉さんは6歳から18歳までの一人の少女の成長を見事に演じ切りました。

そんなお二人に、最後に映画公開を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージを頂きました。

内山
「プレスコの段階ではまだどのような映像になるのか分からなかったのですが、今日ほぼ出来上がった美しい映像にアフレコをして、これはとてもいい作品になるという確信を得ました。僕もいい仕事ができたと、嬉しい気持ちでいっぱいです。公開を楽しみにしていてください。」

佐倉
「緑川先生の世界観が見事に映像で表現されていて、原作ファンの方にも満足していただけるものになっていると思います。私もアフレコしていて、うるっときてしまいました。劇場でとても映える美しい映像なので、何度でも観ていただきたいです。」

公開は9月17日。それまで楽しみにお待ちください!

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